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執筆者の写真RYOHSUKE NISHI

コピー: フジテック上海調達センター インタビューその4|GMCA が社員に与える影響とは?


一般社団法人日本能率協会 事務局の勝田がGMCA2019 in 上海 ご参加のフジテック上海調達センター 総経理・井﨑様、生産技術部部長・福本様、総経理助理・白様にお話を伺いました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)


GMCA が社員に与える影響とは?

勝田
では最後に井﨑さん、改善活動は終わりのない取組みとおっしゃっていましたが、今回のGMCAは御社のこれからにお役に立てる大会でしたか。

井崎

参加した弊社の社員たちは、皆が皆、非常に良い刺激を受けたと言っていました。

一般的な研修では、良い教育にとどまりがちですが、今回のGMCAはそれだけでなく、良い刺激、良いモチベーションをもらったという意味で、他には代えがたい場所だったと捉えています。

やはり企業が輝くためには、現場のリーダーはじめ社員ひとりひとりが輝いていないといけません。

発表している人が非常に輝いて見えましたし、発表内容も非常にキラキラしていました。何にも代えがたい貴重な経験でした。


勝田

今回のご参加で、御社内で社員の方々が輝いている姿をイメージしたり、期待を抱くことができましたか。


井﨑

はい、社内でも改善活動を発表する機会を設けていますので、明確なイメージを持っています。今回、GMCAに参加した弊社の社員は、絶対にあのような場で輝きたいと思っているはずです。


勝田

「いつか俺も」「私も」ということですね。


井﨑 そうですね。その想いが重要です。 また、私が教科書を手に取って説明するよりも、やはりライブに参加して、そこで話を聞いてそこの空気を吸う、感じるというのが、ダイレクトに皆に伝わるのではないかと思います。


勝田 今ライブとおっしゃっていましたが、直接自分が足を運んで、自分で感じ取って、刺激されて社内に展開するというのがポイントになってくるのでしょうか。


井﨑 非常に大切です。伝えるパワーが違ってきます。 また、一般的に中国は日本と違って会社への帰属意識が比較的希薄と言われています。会社のためにああしよう、こうしようというのは、日本ほど期待できません。 しかし逆に個を尊重する意識は強いですから、私はそこを意識してマネジメントしています。個人が輝く場を持てるGMCAは中国でのイベントとして非常に適していると思っています。


勝田 トップダウンで組織から個へ落とし込むのも大事ですが、逆に個が火をつけていく、それぞれが火を灯して、それを組織に広めていくというのも中国のマネジメントにとっては重要ということでしょうか。


井﨑 非常に重要ですし、私はそちらのほうが成功すると思います。


勝田 個から組織ということですね。非常に良いキーワードをいただきました。皆さん、どうもありがとうございました。


一同 ありがとうございました。

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